ホテルのお仕事

ホテルマンのはしくれ。接客に最も必要なのは心意気。

ホテルの部屋で加湿器を借りる人は多い?

結論:多いです。特に乾燥する季節は貸し出し希望が増えます。

ホテルの客室は空調の影響で乾燥しやすく、喉や肌が気になる方から加湿器の貸し出し希望をいただくことがよくあります。

特に秋から冬はお問い合わせが増え、チェックインしてすぐに「加湿器はありますか?」と聞かれることも珍しくありません。

最近は加湿空気清浄機を最初から客室に設置しているホテルも増えています。そのため、借りる必要がないホテルもあります。

一方で、貸し出し用のホテルは台数に限りがあります。繁忙日や乾燥する時期はすべて貸し出し中になってしまうこともあるため、必ず借りられるとは限りません。

乾燥が気になる方は、予約時やチェックイン時に確認しておくのがおすすめです。特に冬や受験シーズンなどは、早めにお願いすると借りられる可能性が高くなります。

ホテルによって設備や台数は異なりますが、加湿器は比較的利用されることの多い貸し出し備品の一つです。

「ホテルの部屋にある懐中電灯って何のため?

結論から言うと、客室の懐中電灯は停電や災害などの非常時に使うための備品です。

ホテルの部屋に入ると、ベッドの近くやデスク周辺に懐中電灯が置かれていることがあります。

普段はあまり気にしない設備ですが、万が一の停電や災害時に備えて設置されています。

ホテルでは非常用発電機がある施設もありますが、すべての照明がすぐに使えるとは限りません。

夜中に停電すると、慣れない客室では出口やスイッチの場所が分からなくなることもあります。

そんなときに懐中電灯があれば、安全に移動しやすくなります。

設置場所はホテルによって異なりますが、ベッドの近くやデスクの引き出し、テレビ台の下などに置かれていることが多いです。

普段は充電台に差し込まれているタイプや、壁に固定されているタイプもあります。

ホテルスタッフも定期的に点灯確認や電池のチェックを行っています。

普段使う機会はほとんどありませんが、いざ必要になったときに使えないと困るためです。

実際に使うことは少ない設備ですが、客室にはこうした非常時の備えがいくつもあります。

懐中電灯もそのひとつです。

宿泊した際は、もしものためにどこに置いてあるかだけでも確認しておくと安心かもしれません。

ホテルのチェックインは何時が一番混む?

ホテルのチェックインは何時が一番混む?

結論から言うと、16時〜18時頃が混みやすいホテルが多いです

ただし、これはホテルの立地や利用目的によってかなり変わります。

例えば、

  • 仕事終わりのビジネスホテル
  • 観光地のホテル
  • イベント会場周辺のホテル

では、お客様が到着する時間帯が違います。

混雑する時間を予想するときは、「みんなが行動する時間」を考えるとわかりやすいです。

まず、ご飯どきの前後。

夕食の前にチェックインを済ませたい人は多いため、16時〜18時頃に集中しやすくなります。

次に、キリのいい時間帯。

15時チェックイン開始なら15時ちょうど。
18時に到着予定なら18時ちょうど。

意外とこうした時間に人が集まります。

また、駅の近くのホテルなら電車の到着時間、空港周辺なら飛行機の到着時間、観光地なら観光を終えた時間帯なども影響します。

さらにわかりやすいのがイベント開催日です。

ライブやスポーツ観戦なら開演前。
イベント終了後なら一斉にお客様が戻ってくるため、フロントが急に混雑することもあります。

ホテル側もある程度予想して準備していますが、タイミングによっては少しお待たせしてしまうことがあります。

チェックインの混雑を避けたい場合は、ピーク時間を少し外すだけでもスムーズなことが多いですよ。

ホテルの部屋って何年くらい使うの?

結論から言うと、部屋そのものは何十年も使います

ホテルによりますが、20年、30年、それ以上使われている建物も珍しくありません。

ただし、ずっと同じ状態というわけではありません。

ベッド
テレビ
エアコン
カーペット
壁紙

こういった設備は傷みや故障に合わせて少しずつ交換しています。

また、数年〜十数年ごとに改装を行うホテルもあります。

そのため見た目は新しくても、建物自体は意外と長く使われていることもあります。

ホテル側の本音

実は改装にはかなり大きなお金がかかります。

客室数が多いホテルほど費用も大きくなるため、一度に全部を新しくするのは簡単ではありません。

そのため、

「使えるものは使う」
「傷んだ部分から交換する」

という形で長く使っているホテルも多いです。

もちろん改装したての部屋は綺麗ですが、長く使われている部屋でも日々の清掃やメンテナンスで快適に泊まれるようにしています。

他のホテルに泊まると設備を見てしまう

お題「職業あるある教えてください!」

ホテルで働いていると、旅行で他のホテルに泊まっても職業病が出ます。

お客様として泊まっているはずなのに、つい設備や運営方法が気になってしまいます。

例えば、

大浴場の清掃はどうしているんだろう。

朝食会場の動線はうまいな。

この備品管理は大変そうだな。

そんなことばかり考えてしまいます。

特に感心するのは、

「なんと面倒なことをやっているんだろう」

と思うようなサービスです。

アメニティの補充方法や館内案内、貸出品の管理など、

お客様から見ると当たり前でも、裏側ではかなり手間がかかっていることがあります。

だからこそ、

「これ運営するの大変そうだな」

「スタッフさん頑張っているな」

と感心することも少なくありません。

ホテルのフロントはどんな問い合わせが多い?

結論:案内だけでは伝わりにくいことを聞かれることが多いです

ホテルのフロントには毎日さまざまな問い合わせが入ります。

「どんなことを聞かれるの?」

と思う人もいるかもしれません。

今回は実際によくある問い合わせを紹介します。

Wi-Fiについて

・パスワードがわからない

・つながらない

・速度が遅い

今ではかなり多い問い合わせです。

仕事や動画視聴で利用する人も多いため、少しでも不具合があると連絡をいただくことがあります。

エアコンについて

・効かない

・暖房にならない

・冷房にならない

ホテルによっては一括空調の場合もあり、自宅と操作方法が違うことがあります。

駐車場について

・どこに停めればいい?

・空いている?

・出入りはできる?

私が働いているホテルでは特に多い問い合わせです。

ホームページに案内があっても、実際の場所や利用方法はわかりにくいことがあります。

周辺案内について

・おすすめの飲食店

・コンビニ

・ドラッグストア

・病院

宿泊先では土地勘がない人も多いため、周辺案内の問い合わせもよくあります。

ホテル側の本音

問い合わせが多いものには共通点があります。

それは、案内だけでは伝わりにくいことです。

ホテル側はわかりやすく案内しているつもりでも、実際に来てみないとわからないことはたくさんあります。

問い合わせがあること自体は全く問題ありません。

わからないことがあれば遠慮なくフロントへ相談してみてください。

ホテルの客室点検って何を見ている?

結論:掃除ができているかだけではなく、部屋の商品としての状態を確認しています。

客室清掃が終わったあと、多くのホテルでは客室点検を行っています。

では実際に何を見ているのでしょうか?

清掃の仕上がり

まずは基本です。

  • 髪の毛が落ちていないか
  • ゴミが残っていないか
  • 水回りに汚れがないか
  • ホコリが残っていないか

清掃スタッフが掃除をしても、人が行う作業なので見落としがゼロとは限りません。

備品がそろっているか

  • タオル
  • アメニティ
  • コップ
  • ティッシュ

などが不足していないか確認します。

意外と補充漏れは起こります。

設備に異常がないか

  • テレビ
  • エアコン
  • 冷蔵庫
  • 照明
  • ドライヤー

などが正常に使えるか確認します。

故障を事前に見つけられれば、お客様をご案内する前に対応できます。

忘れ物がないか

清掃中にも確認しますが、点検時に再度見ることがあります。

特に充電器やアクセサリーは見落としやすいので注意しています。

ホテル側の本音

客室点検は「掃除のチェック」ではありません。

お客様に安心して販売できる部屋かどうかを確認する最終チェックです。

どんなに清掃が早く終わっても、点検が終わらないと部屋を販売できないこともあります。

だから清掃が終わっていても、すぐにご案内できない場合があるのです。