ホテルのお仕事

ホテルマンのはしくれ。接客に最も必要なのは心意気。

宿泊しようと思った日が満室だったときにやってみること

こんにちはアルバトです。今回は宿泊しようと思った日が満室だったときにやれることについてです。満室で困ったお客様の助けになれば幸いです。

満室でできること

1.予約サイトをみる

特にホテル公式サイトで予約できる可能性が高いので見たほうがいいと思います。理由としてはホテルとしては最も入ってきてほしい予約経路だからです。公式以外は予約サイトにホテルが手数料を払います。一方でホテル公式のほうは自分たちで運営しているところが多いので手数料がありません。残り部屋が少ない日であれば手数料が発生しない公式サイトだけで販売するという理屈です。ホテルの戦略次第なので一概には言えませんが、特に需要が高い日はホテル公式をチェックするのがいいと思います。

2.ホテルに電話する

予約サイトにでてなくても電話で確認してみて下さい。理由としては予約サイトの残室と本来の残室が違う場合があるからです。また電話からの予約もホテル公式サイトと同じくらい入ってきてほしい予約経路です。理由としては公式以外の予約サイトは手数料が発生するからです。近年インターネットを通じた予約サイトからの予約が主流ですが、電話からの予約が有効なホテルも多いです。

3.キャンセル待ちをする

キャンセル待ちを実施しているならしたほうがいいです。理由として予約成立の確率を上げるためです。無料の場合が多いのでやっておいたほうがいいです。ただし予約成立を保証するものではありません。予約できたらいいなあぐらいに考えておくのがいいと思います。キャンセル待ちを行なっているか聞いて申し込みをしておきましょう。

4.しばらくしてから1と2をやる

しばらくの期間はご自身ができる無理のない範囲でやることをおすすめします。理由としては予約のキャンセルが入るタイミングがわからないからです。例えば1日1回は予約サイトと電話で確認をするという感じです。キャンセルが入るタイミング次第になるので無理のない範囲でのチェックがいいと思います。

そもそも満室は嘘?本当?

ホテルの戦略によるのでなんとも言えません。個人的には本当が多いのではないかと思います。理由として部屋を在庫のように次の日に販売できないからです。例えば満室が100室だとします。その場合、今日1部屋残ったら明日は101室販売ということができません。毎日100室売り切るというのがホテルにとって最大の売り上げになるという考え方です。このようにホテルの戦略になるので嘘か本当かはなんとも言えません。