ホテルのお仕事

ホテルマンのはしくれ。接客に最も必要なのは心意気。

日によって料金が変わるのはどうなのか?

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こんにちは、アルバトです。アナログ人間ですが、超デジタルな話はわくわくします。今回日によって料金が変わるのはどうなのか?について書いていきたいと思います。結論はこれからの時代はホテルだけでなくても良いと思ってます。理由をいくつかあげたいと思います。

 

●料金変動とは?

料金変動についてはダイナミックプライシングと専門用語で言います。

ダイナミック・プライシング(Dynamic Pricing)とは、商品やサービスの価格を需要と供給の状況に合わせて変動させる価格戦略。「動的価格設定」「変動料金制」「価格変動制」ともいう。

 −引用−「ダイナミック・プライシング」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版http://ja.wikipedia.org/)。2021年6月24日21時(日本時間)現在での最新版を取

要は利用が多いときは高く、利用が少ないときは安いということです。利用が少ないときを狙って行動すれば、安く利用できるまさにこのコロナ禍向きではないでしょうか。

●利用者の理解

私が新人の頃(20年以上前)はクレームになったことはありましたが、現在はけっこう一般のお客様にも浸透してるのではないかと思います。なので他の業界にダイナミックプライシングが適用されても浸透はすると思います。

●運用側

正直大変です。ですがインターネット普及やIT化がすれば問題ないです。人が案内すると今日はいくらで明日はいくらでと説明しなくてはいけないのが、インターネットでサイトをみて下さいですぐに済みます。さらにキャッシュレス化も進むともっと案内をしなく済みます。

●これからはどうなる?

IT化のおかげでAIが適切な料金を出すというところまできてます。今は価格変動の判断を人がしてますが、適切な需要予想をしてくれるでしょう。

 

以上によりホテルだけでなくても良いと思います。例えば電車を想像して見ましょう。通勤の時間帯以外は安く利用できます。電車利用前にサイトで確認し、自動決済です。運用側も使う側もスムーズです。AIの判断があれば、人の理解を超えて、需要を予想した料金になっています。ここまでくると通勤の時間帯という概念はなく、移動が多いと予想される時間帯が高く、人は安い時間帯を見つけ移動をするようになるのではないでしょうか。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。