アルバトブログ

40代ホテルマンのはしくれ。接客に最も必要なのは心意気。スキルというものは特にありません。

「この間の方がもっと安かった」なぜそうなるかを解説します

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こんにちは、アルバトです。ジャガイモの値段が4倍くらいしてるらしいです。しばらく食べることができません。たまにお客様に言われることで

 

「この間はもっと安かったのに‥」

 

当然のお言葉です。冒頭で私も書きましたが、ジャガイモを買おうとしたら、4倍もするなら、同じことをいいます。結論から申し上げると部屋の価値が変わるからです。どういうことなのか、もう少しわかりやすく3つに分けて説明したいと思います。

 

●繁忙日と閑散日の違い

部屋は同じなのに料金が違います。例えて書くなら、ゴールデンウィークで近くのコンサート会場に有名人のイベントがある繁忙日と平日のなんにもない日は同じ部屋の価値が違います。本来数字上は価格差はエゲツないです。繁忙日は100万円で閑散日は100円かもしれません。大小の価格差はありますが、多くのホテルがやっていることです。

 

●残った部屋は明日売れない今日中に売る

100室あるホテルは最大で売れて100室です。どういうことか言うと、明日に持ち越して、120部屋売ることはできません。100室なら100室売ることがホテルの最大の売り上げです。極端なのでやりませんが、今日という日が終わりそうで、1部屋も売れてない、100室全部残っていたら、部屋を残すくらいなら、数字上は1円でも売ったほうがいいということになります。この日の部屋の価値は1円だったということです。部屋を残すことはしないという考えのもと多くのホテルがやっています。

 

●普段高いところは残す

ランクが高いホテルほど完売することはしません。例えば高級なカウンターで食べるお寿司屋さんが、限定で大手チェーン店の回転寿司くらい安く食べることができたとします。普段行けない人からすればすごく喜ばしいことですが、普段から高い料金払っている人からすると満足度は低下します。極端な数字上の話なのでやりませんが、いくら完売を目指すからといって1円まで下げると、普段高い料金で泊まっている人たちが部屋の価値を疑い、宿泊しなくなってしまいます。

 

 以上のことが部屋の価値が変わるため、値段が変わるを解説しました。最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。